Laurel ローレル

Laurel ローレル

明治44年(1911年)日本で初めて誕生したカトラリーLaurel(ローレル)

基本デザインは、ヨーロッパ18世紀中頃に主流だったロココ様式で、曲線模様と優雅な情調が大きな特徴です。
フランス料理の作法では、銀食器を裏側に伏せてテーブルに配置します。
その習慣からこのLaurelの裏側にも紋様が描かれています。

ナイフの刃には「鎬‐しのぎ‐」と「目通し」というヨーロッパで古より使われてきたナイフの特徴が入っています。
鎬とはナイフの刃の刻み溝で、ヨーロッパの剣や日本刀などに見られます。
剣を突き刺した際、真空状態になり、
剣が抜きにくくなるのを避けるためにできた溝です。
目通しとは、刀の表面の艶を消す研磨技法です。
鎬も目通しも狩猟民族が食事のおりに剣を使った名残りと伝えられています。

使い込めば込むほど、味わいのある銀器のしぶい あめ色になってきます。

Laurelは誕生から100年を超える今も時を共に歩み続けています。
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左から
ば ¥1500
コーヒースプーン ¥1500
ヒメフォーク ¥1500
ティースプーン ¥1800
ディナースプーン ¥3300
ディナーフォーク ¥3300
ディナーナイフ ¥6200
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